ヤクルトロジスティクス株式会社様
ドライバーの拘束時間の平準化とともに、平均18%の削減に成功。2024年問題を配車最適化で乗り越える
目次
- ヤクルトロジスティクス株式会社様の事業内容は?
- ヤクルトロジスティクス株式会社様が現在注力している事業・取り組みは?
- ご担当者様の業務内容は?
- LYNA 自動配車クラウドの導入前に課題となっていた点は?導入の目的は?
- LYNA 自動配車クラウドを知ったきっかけは?
- LYNA 自動配車クラウドを導入した最大の決め手は?
- LYNA 自動配車クラウドを使用するタイミングは?
- LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(配車担当者の負担減)
- LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(ドライバーの拘束時間の平準化)
- LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(情報共有の円滑化)
- LYNA 自動配車クラウドを使用して改めて評価できる点は?
- スムーズな導入に至った要因は?
- 軒先条件など自動配車を動かすためのデータを集める作業の負担については?
- LYNA 自動配車クラウドを活用しての今後の展望については?
「LYNA 自動配車クラウド」をご導入いただいておりますヤクルトロジスティクス株式会社・営業部の須藤様に、「LYNA 自動配車クラウド」の導入経緯や効果などについてお話を伺いました。
導入背景と効果
課題
- 2024年問題への対応。配送コースによって、ドライバーの拘束時間に差が生じていた。
- 固定コースはあったものの、積載量を考慮した上での組み換えが頻繁に発生。配車担当者の負担増につながっていた。
目的
- ドライバーの拘束時間の平準化。
- 配車担当者の負担減、残業時間の削減。
効果
- ドライバーの拘束時間の平準化および削減。コース平均で約18%削減。
- コース再編により組み換えの頻度を抑制。配車担当者の負担減、残業時間減に寄与。
- 情報共有の円滑化。帳票の活用により、共通認識のもとで配車の検討が行えるようになった。
ヤクルトロジスティクス株式会社様の事業内容は?
株式会社ヤクルト本社の子会社として、物流事業を展開しております。ヤクルト製品の配送を主な業務とし、タンクローリー車による原料液の輸送、工場から物流センターへの輸送、そして全国にあるヤクルト販売会社や、量販店・コンビニエンスストアのセンターなどに配送をしております。
ヤクルトロジスティクス株式会社様が現在注力している事業・取り組みは?
営業部では、ヤクルトの主力商品である冷蔵乳製品に加え、常温の清涼飲料や原料液など、ヤクルトグループ全体の物流効率化に取り組んでおります。品質を最優先に、効率的かつ安定した物流の実現に取り組んでおります。
ご担当者様の業務内容は?
東日本地区におけるヤクルトグループ内の物流営業を担当しております。主な業務としては、ヤクルト本社やヤクルト販売会社への物流効率化の提案、料金改定の交渉などです。さらに、営業部はヤクルト本社の窓口のようにもなっていますので、営業所から業務上の課題に関する連絡をもらうことがあります。そのため、営業所の課題を吸い上げて、解決のサポートをする役割も担っています。他、グループ外のお客様への営業活動(外販営業)も担当しております。
LYNA 自動配車クラウドの導入前に課題となっていた点は?導入の目的は?
2024年問題への対応が課題となっていました。東京都八王子市にある弊社の八王子営業所から相談を受けており、ドライバーの拘束時間の管理にかなり苦労しているようでした。八王子営業所から遠くは埼玉の一部、湘南エリアまで配送を行っており、遠方になると、どうしても拘束時間が伸びる傾向にあることから、従来のコースでは対応が難しくなっていました。
こうした中で、遠方に行くコースでも極端に拘束時間が長くならないよう、各コースで差がでないよう、協力会社・自社便関係なく、ある程度平準化されたコースに再編したいと考えていました。
また、基本となるコースはありながらも、日々配送する荷物の重量が変わるため、適切な積載量となるよう都度コースの組み換えが発生することも課題となっており、これが配車担当者の負担になっていました。特に当時は、ヤクルト1000の出荷量増加の影響で荷量が右肩上がりになっていた時です。毎日のようにコースの組み換えが発生していました。荷量が確定するのが配送日前日の15時で、それから翌日の配車をするため、その作業が終わらないと残業になってしまうと。配車担当者の残業が増加傾向にあり、業務の効率化も導入の目的でした。
LYNA 自動配車クラウドを知ったきっかけは?
東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展」で、御社のご担当者様と名刺交換をしたことがきっかけです。その後「LYNA 自動配車クラウド」について話を伺いました。
当時、八王子営業所における配車の課題は、我々営業部内でも共有されていた課題でした。そこで、営業部で配車システムを探していたところ、ちょうど良いタイミングで「LYNA 自動配車クラウド」を知ったというのが経緯です。
LYNA 自動配車クラウドを導入した最大の決め手は?
ローコストで導入できる点が決め手になりました。3社程度、自動配車システムを比較させてもらいましたが、かなりの価格差がありました。加えて、弊社の場合、毎日ではなくコースを見直したい時など都度使用する運用を想定していたため、コスト的に割に合わなくなることを懸念していましたが、それに合わせたランニングコストを抑えられる利用プランを弊社にご提案いただいたことも決め手になりました。
導入の際には社長決裁が必要になります。直に役員にシステムの概要を説明する場を設けてもらい、その際に他社よりコストを抑えられる、弊社の利用パターンに適したプランで運用していけるということで、社内での説明がしやすく、導入に至りました。
また、無料トライアルの際にマスタデータの作成からサポートいただいたことも導入の後押しになりました。御社の営業のご担当者様にデータの調整をしていただいたことで、配車計画の作成までスムーズにできましたし、以前使用していたシステムに比べ、画面デザインが見やすく、直感的に操作できる印象を受けました。配車組から帳票出力までがワンストップで可能になることも便利に感じました。
LYNA 自動配車クラウドを使用するタイミングは?
まず、固定コースの見直し・改善を行う際に使用しています。ドライバーの拘束時間に偏りがでないようにしたり、重量増によるコースの組み換えが頻繫に起こらないようなコースにしたりと、当初の目的に沿ったパターンが一つ。もう一つは、得意先に請求する配送料金の根拠の算出に使用しています。昨年から、一部の得意先に対しては車建てで請求するようになりました。その際、使用する台数の根拠を提示する必要があるため、「LYNA 自動配車クラウド」を活用しています。「LYNA 自動配車クラウド」であれば、車両1台1台の積載量や、ドライバーの拘束時間などが即座に数値で示されます。客観的なデータから算出されたものとなるため評価しやすく、台数の妥当性を得意先に説明する際に役立てられています。
LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(配車担当者の負担減)
車両1台1台の積載量にある程度余裕を持たせたコースに再編したことで、重量が増加しても配車の組み換えが少なくなり、追加の増便手配も必要なくなったため、配車担当者の残業時間が減りました。ベースとなる想定の荷量を平均よりも若干多いくらいに設定しています。ただ、ここは難しい部分で、荷量が多い日をベースにすると積載率が落ちてしまう。荷量が少ない日をベースにすると重量オーバーとなって増便や組み換えが頻繫に発生してしまう。悩んだ結果、今の運用に落ち着きました。今でも、セールや大型連休前など荷量が急増する際は、どうしても組み換えが発生してしまいますが、以前に比べれば大分抑えられています。
LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(ドライバーの拘束時間の平準化)
ドライバーの拘束時間に偏りがでないコースに再編することができました。コースの再編をする際、積載量に余裕を持たせるとともに、その積載量を均すことで、各ドライバーの拘束時間を平準化させています。トラックに積載する重量が異なれば納品するセンター数が異なり、拘束時間もバラバラになってくるため、そもそもの積載量を均すような設定にしています。
実際、拘束時間に関しては、荷役時間や道の混雑状況などで差がつくものです。ただ、配車組の時点では、できるだけ差がつかないようにしていますし、「LYNA 自動配車クラウド」の予測精度が高いことも確認できています。運行後にすべての協力会社から日報を取り寄せて確認をしましたが、荷役時間などを除いた走行時間に関してはあって5分程度のズレでした。さらにコース再編をした結果、以前と比べ平均の拘束時間を約18%削減できました。
「LYNA 自動配車クラウド」を導入したことで、あらゆる傾向や数値的なデータから拘束時間を事前に予測でき、かつシステム上で管理できるようになりました。本来、こうしたことを、今まで手作業で配車を組んでいたところから、0から構築していくことは相当な手間と時間がかかります。通常の業務がある中で対応しなくてはならないのも難しいところです。協力会社との取引やコンプライアンス上の問題など、2024年問題で多方面への影響が想定できたところ、「LYNA 自動配車クラウド」によって、なんとかコース再編までこぎつけることができました。私としてもホッとしています。
LYNA 自動配車クラウドを使用して実感できた効果は?(情報共有の円滑化)
「LYNA 自動配車クラウド」で出力した帳票の活用により、社内での情報共有が円滑になりました。これまでは営業所の各担当者の経験や勘を頼りに配車組が行われており、配車に関しては担当者に依存していた状態でした。そのため、認識のすり合わせや配車の良し悪しの判断が難しかったのですが、「LYNA 自動配車クラウド」の帳票により、共通認識のもとで配車の検討が行えるようになりました。「この配送先とこの配送先を入れ替えたほうがいいのでは」といったコミュニケーションがとりやすくなり、配送品質の向上にもつながっています。
LYNA 自動配車クラウドを使用して改めて評価できる点は?
サポート体制が非常に充実していると感じました。導入前、無料トライアルの時からマスタデータの調整や使い方のレクチャーなどをしていただいたことをはじめ、導入後も事あるごとにサポートのご担当者様に電話をしていました。エラーの原因を調べてもらったり、弊社の要望に対して実現可能な方法を提案していただいたり、こちらからの問い合わせの大半は、少なくとも当日中には返信をもらっていましたので、ストレスなくコース組を進めることができました。
スムーズな導入に至った要因は?
一からマスタデータを作るとなったら大変だったと思いますが、無料トライアルで調整いただいた参考となるフォーマットがあったため、スムーズに導入に移ることができました。操作方法に関しても無料トライアルでおおよそのイメージを掴むことができました。先ほどお話ししましたように、サポートの存在も大きかったと思います。
軒先条件など自動配車を動かすためのデータを集める作業の負担については?
基本業務と並行して行っていたため大変ではありましたが、つらいというような感覚はありませんでした。例えば、各配送先の避けなければいけない納品時間など、細かな情報については八王子営業所の担当者に聞いてデータを送ってもらいましたし、販売会社、協力会社に聞かなければわからない情報についても、社内のメンバーが積極的に協力してくれました。
LYNA 自動配車クラウドを活用しての今後の展望については?
「LYNA 自動配車クラウド」の活用によって、配車の根拠を示せることは、弊社にとって大きな強みになりますし、物流提案の説得力を高めることにもつながります。こうした強みを生かし、今後は他のグループ内の案件をはじめ、グループ外のお客様への提案など、新たな営業活動につなげていきたいと考えております。
また、弊社ではまだまだシステム化やAI導入が進んでいないのが実情です。システム導入には費用対効果がついて回るため、どうしても二の足を踏んでしまう部分があります。ただ、今回「LYNA 自動配車クラウド」の導入によって、ローコストで成果を上げられる好事例をつくることができました。今後は、省力化や生産性向上が求められる場面がより増えてくると思いますので、今回の導入を一つのきっかけとして、社内でのシステム活用をさらに広げていければと思っております。
| 会社名 | ヤクルトロジスティクス株式会社様 |
| 企業様概要 | 設立は1969年。株式会社ヤクルト本社の100%物流子会社です。営業所を全国各地に構え、ネットワークを生かした物流事業を展開。幹線輸送・小口配送など、グループ内の多岐にわたる輸配送に対応しています。食品輸送で裏打ちされた衛生管理・温度管理のノウハウを強みに、グループ外の商材の輸配送においても実績を持ちます。 |
| ホームページ | https://www.yakult-logi.co.jp/ |