初心者向けかんたん物流コラム
4月1日に施行された新物効法について、国土交通省のホームページでは、理解促進のための資料が次々と公開されています。
特に3月27日に公開された判断基準の解説書は、判断基準について具体的かつ丁寧に説明されており、理解を深めるのに非常に役立つ内容となっています。
これまで、新物効法に関しては、条文の読み込みが必要であったり、すでに公開されている資料では概略的であったりと、内容をしっかり理解するにはハードルが高い面がありました。ここにきて、詳細が見えてきました。
※当記事は、2025年4月1日時点の情報をもとに作成しております。
目次
3月27日、新物効法に関する判断基準の解説書が、国土交通省と経済産業省のホームページ上で公開されました。
新物効法は、4月1日に施行され、荷主や物流事業者に対して、物流の効率化に向けた取り組みが努力義務として課されました。この取り組みに関しては、判断基準(取り組み例)が示されています。今回公開された解説書は、その判断基準について、より具体的に、そして分かりやすく説明した内容となっています。
また、判断基準は事業者によって示されているものが異なっていることから、解説書も事業者別で作成されています。
以下、国土交通省ホームページより
貨物自動車運送事業者等判断基準の解説書
貨物自動車関連事業者判断基準の解説書
荷主判断基準の解説書
以下、経済産業省ホームページより
連鎖化事業者判断基準解説書
※「貨物自動車運送事業者等判断基準の解説書」は国土交通省のホームページでのみ公開、「連鎖化事業者判断基準解説書」は経済産業省のホームページでのみ公開されています。
荷待ち・荷役時間の短縮や積載効率の向上など、改善効果が見られた荷主企業の先進的な取り組み事例がまとめられた資料も公開されました。自社が具体的にどのような取り組みを行うべきか検討する際の参考資料になります。
以下、国土交通省ホームページより
荷主判断基準の解説書事例集
3月31日には新物効法に関する情報がまとめられたポータルサイトが公開されました。このサイトでは、改正の趣旨や新たに加わる規制的措置の内容、対象となる事業者など、新物効法に関する情報が網羅的に掲載されています。新物効法についての情報を確認する際に、とても便利なサイトです。
国土交通省・経済産業省・農林水産省「物流効率化法」理解促進ポータルサイト
2025年4月1日より、新物効法に基づき、積載率向上の取り組みを行うことが荷主・物流事業者に努力義務として課されるようになりました。
積載率向上の取り組みにおける判断基準(取り組み例)の中には、「配車計画及び運行計画を作成する機能を有する情報処理システムの導入を行うことその他の措置により、配車計画又は運行経路の最適化を行うこと。」という記載があり、この取り組みには弊社の「LYNA 自動配車クラウド」もお使いいただけます。
「LYNA 自動配車クラウド」は、積載率向上を目的とした使い方においても多数の実績を持つ自動配車システムです。ぜひ積載率向上の取り組みにいかしていただければと存じます。
弊社(株式会社ライナロジクス)は自動配車システムを開発・提供しているベンダーとして、2000年の創業より25年間、お客様の物流効率化の取り組みをサポートしてまいりました。自動配車システムの導入・活用に関して、ご質問や疑問点等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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