初心者向けかんたん物流コラム
公開日:2023年4月26日
更新日:2025年12月30日
動態管理システムとは、トラックの位置情報や運行状況をリアルタイムで把握するシステムのことです。運行管理業務の効率化などが期待でき、多くの事業者で導入されているシステムです。
当記事では、動態管理システムがどのような業務にフィットするのか、具体的にトラック事業者にどのようなメリットがあるのか、などについてご紹介していきます。
※トラック運送事業者向けの記事です。動態管理システムは、トラック以外に営業車などでも使用されていますが、当記事はトラックでの使用を見越した内容となっております。
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目次
動態管理システムとは、車載器やスマホの専用アプリなどを用いて、トラックの位置情報や運行状況をリアルタイムで把握するシステムのことです。
トラックの位置情報を把握することで、荷主からの急な変更や依頼に対応ができたり、到着時間の問い合わせなどにすぐ回答ができたりというのがメリットです。運行管理業務の効率化をはじめ、荷主満足度を向上させることなどに寄与します。
動態管理システムを導入する際は、自社の業務にフィットするのかを良く見極める必要があります。基本的に、変更なく計画に則って走れる業務であれば出番はそう多くないためです。
動態管理システムは、例えば、「荷待ちが多く、計画通りの配送が難しいという場合」、「荷主からの変更・追加が多い場合」、「デジタコが取り付けられていないトラックで簡単に位置情報や運行記録を把握したい場合」などにフィットします。
一方、変更なく計画に則って走れる業務が主で、配送計画自体をより効率的なものにしたいといった場合には、自動配車システムがおすすめです。
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動態管理システムは、運行管理者とトラックドライバーの双方にメリットのあるシステムです。トラック運送事業者が動態管理システムを使用することで得られる5つのメリットをご紹介いたします。
動態管理システムを導入することで、荷主からの急な変更や依頼に対応しやすくなります。
動態管理システムにより、トラックの位置情報や業務の進捗状況がリアルタイムに把握できるようになることから、どのトラックなら対応できるか・どのトラックを向かわせたら効率が良いのか、合理的な判断がしやすくなるためです。
さらには、荷主からの到着時間の問い合わせなどにも素早く正確に回答できるようになります。そのため、荷主に安心感を与えることにもつながります。
多くの動態管理システムには、トラックの位置情報がリアルタイムに把握できるようになることに加え、運転時間や休憩時間がデータとして残っていく機能がついています。そのため、運行管理者はトラックドライバーのより正確な労務管理ができるようになります。
さらには、データを分析することで、客観的な観点から運行時のムリ・ムダを見つけることが可能です。トラックドライバーの生産性向上や労働時間短縮などへの取り組みにもいかしていくことができます。
動態管理システムを導入することで、ミスやトラブルなどへの対処がしやすくなります。
トラックの動きが分かれば、トラックが間違った配送先に向かおうとしているのが分かるため、遅配や誤配などを未然に防ぐことができますし、遅配や誤配があった場合でも、トラックの位置情報からその後のリカバリーにどのくらいの時間がかかるのか、具体的な想定がしやすくなります。
さらには、トラックがまったく動かないとしたら、休憩時間が過ぎていることに気づかずにトラックドライバーが寝落ちしてしまっているかもしれません。このようなまさかの異変に気づくこともできます。
動態管理システムの導入は、トラックドライバーの意識向上にも寄与します。常に見られている、ということがトラックドライバーの意識を高め、安全運転やエコドライブなどにつながっていくことが期待できます。
また、動態管理システムのなかには、急ブレーキや急発進など安全運転の評価につながるデータを残せる機能がついている製品もあります。このようなシステムを導入すれば、データをもとにした安全運転指導もできるようになります。
動態管理システムのなかには、日報を自動作成する機能がついているものもあります。そのため、トラックドライバーが日報を手書きで書いている場合、このような動態管理システムを導入すれば、日報作成に要する工数を大幅に削減することができます。
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車載機型・デジタコ型・ドライブレコーダー型・アプリ型など、動態管理システムにはいくつかの種類があります。システムの比較検討を行う際はそれぞれの特徴を知った上で行うのが重要となります。
動態管理システムの種類として、従来から運送業界で広く利用されているのが車載機型です。専用の端末をトラックに設置し、動態管理システムを機能させます。
車載機型は常に電源を確保できるため、安定的に位置情報を取得できる他、トラックドライバーによる操作を抑えられるのが特徴です。そのため、長距離運行が多い事業者やトラックドライバーの手間を増やしたくないといった事業者に適したタイプとなります。
また、車載機型にはいくつかの方式があります。OBD-IIポート型やシガーソケット型などが用意されています。(以下に記載)
・OBD-IIポート型
車載器をOBD-IIポートに接続して使用するタイプです。工事不要で、誰でもかんたんに取り付けることができます。
車載器をシガーソケットに差し込んで使用するタイプです。こちらもOBD-IIポート型と同じく工事不要です。
ドライブレコーダーに動態管理機能が搭載されているタイプです。危険運転があった際にすぐさま映像で確認できる機能に加え、トラックの位置情報をリアルタイムに把握する機能などが搭載されており、ドライブレコーダーと動態管理システムの機能が一体となっています。
デジタコに動態管理機能が搭載されているタイプです。デジタコと動態管理システムの機能が一体となっています。
デジタコは運行記録計のうちの一つであり、「車両総重量7トン以上または最大積載量4トン以上の事業用トラック」の場合は、運行記録計を装着することが義務付けられています。デジタコ型の動態管理システムをトラックに装着することで、タコグラフの装着義務への対応にもつながり、さらには、トラックの位置情報をリアルタイムに把握できるようになります。
スマートフォンやタブレット端末にアプリをインストールして使用するタイプです。スマートフォンやタブレット端末に搭載されているGPSを活用して位置情報をキャッチします。そのためトラックへの特別な機器の取り付けは不要です。アプリ型は、コストが抑えられることをはじめ、手軽に導入できることから協力会社に使用してもらいやすいのも特徴です。
動態管理システムとは、トラックの位置情報や運行状況をリアルタイムで把握するシステムのことです。
動態管理システムの導入メリットとしては、荷主からの急な変更や依頼に対応しやすくなったり、ドライバーの意識向上につながったりなどがメリットとして挙げられます。
また、車載機型、ドライブレコーダー型、デジタコ型、アプリ型といったように、動態管理システムにはいくつかの種類があります。それぞれ特徴が異なるため、導入の際は目的や利用シーンに合わせて選ぶことが重要です。
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