Messeage代表メッセージ

代表メッセージ

勘と経験の、さらにその先の世界へ



2000年代に入ってからのIT技術の爆発的な発達によって、以前は人間の勘と経験がなければできないと考えられていた多くのことが、コンピューターを活用することで誰でも簡単にできるようになりました。今では美味しい日本酒造りにさえIT技術が活用され、毎年、安定して質の高いお酒を生産するためには欠かせないということですから驚きです。

しかし、ロジスティクスの分野ではまだまだコンピューターは単なるデータの保管庫や多少高度な計算のできる電卓としてしか利用されていません。確かに、世の中には数多くの物流に関するコンピューターシステムが存在しますが、そのほとんどは業務支援を目的とするもので、コンピューターによって自動でベテランの業務担当者と同等以上の適切な判断を行うことを目指すものはまれです。

その理由は実は簡単です。情報科学分野の見地から見ると、最適な輸配送の計画を立案することは、いわゆる人工知能的な、学習や類推など高度な意思判断に関する研究などが進んだ現在でさえなお非常に難しいのです。その上、さらに実際の物流現場で見られる複雑な制約・条件に精通し、対応していくには物流業に関する豊富な経験と、その経験を通じた洞察から得られる深い知見が必要になります。

当社は2000年の創業以来、一貫してコンピューターによる配送計画の自動化に取り組み続けてきました。このような取り組みは、日本だけではなく世界的に見ても類のないものと思います。創業当初はなかなか現実的なルートが作れず、理解のあるお客様方とともに苦闘することもたびたびでした。しかし、粘り強くお客様で発生した問題や課題について丁寧に一つずつ考察し、対処し続けてきた結果、ようやく幅広いお客様が安心して活用できるシステムを提供できるようになったと自負しています。

特に近年では、自動配車というものが限定された業務への適用や単純なシミュレーションの用途を越えて、本当に多くの現場に受け入れて頂けるようになってきたと実感しています。また、私たちの貢献できる分野も輸配送の最適化だけではなく、需要予測や拠点業務の最適化など、ロジスティクスの幅広い分野に広がっています。

大きな会社でも小さな会社でも、荷主企業、3PL、実運送、どんな領域でも、手軽に超一流の物流マンと同じような最適なロジスティクス計画を実現できるようにする。そしてそのことを通じて皆様とともに社会全体のロジスティクスを発展させていきたい。私たちはそんな思いを抱いています。理想のロジスティクスの追究において、皆様のかけがえのないパートナーとなれるよう、社員一同、これからも全力で邁進していきます。

株式会社ライナロジクス

代表取締役 朴 成浩

代表略歴

東京大学理学部情報科学科卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。

大学院在学中から、ロジスティクスにおける組合せ最適化問題、特にトラック輸配送の最適化の研究に取り組み、外資系数理計画ソフトウェアベンダーを経て2000年にライナロジクスを創業する。完全自動配車システム「ライナ」シリーズを開発、コンピューターによる自動配車を普及させる。

配送計画の最適化の他にも、拠点配置や在庫の最適化、発注量や出荷物量の予測、倉庫内自走ロボットとピッカーの協調作業など、ロジスティクスにおける計画・意志決定の問題を組合せ最適化やビッグデータ解析、機械学習などのAI領域の数理的なアルゴリズムによって解決することに取り組んでいる。

また、東京海洋大学講師、法政大学講師を歴任し、実際のロジスティクス現場における課題へ科学的にアプローチできる人材を育てることにも尽力している。

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