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2017.05.10

「AI」って何ができるんですか?


From:朴成浩


最近、いろいろなところで様々な方々にお話させて頂く機会が増えました。


で、後でこっそり、


「結局、AIって何なんですか?」


と聞かれることも多かったりします(笑)


おそらく、


「AIでビジネスはこう変わる!」的な話を語る方は結構、多いのですが、そういう話を聞いてもどうも抽象的すぎてよく分からない。


どこまでがすでに実現している技術論で、どこからが実は単なるSF的な妄想なのか?


結局、「AI」というコンピュータープログラムは今までのプログラムと何が違うのか?


そこがよく分からない。


そういう「今さら聞けない」悩みを抱えたビジネスパーソンは意外に多いようです。



「AI」はドラえもんやターミネーターではない


「今、AIと呼ばれているもの」で、結局、何ができるのか?


これは、今、「AI」と呼ばれている技術群が「正味で」実現していることを理解していないとなかなか見えてこないと思います。


と言うと、なんだか難しい技術論を理解しないとAIの全容を理解できないのではないか、と思われてしまうかもしれませんが、実は全体像をとらえるのはそんなに難しい話ではありません。


まず、大前提として理解しておいて頂きたいのは、今、世間で騒がれている「AI」とは、ドラえもんでもなければターミネーターでもなく、そういうレベルとはほど遠いというかほとんど別物である、ということです。


人類はまだ、真の意味での「人工知能」、つまり、人間と同様の知性を開発することには成功していません。それどころか、人間の知性とは何であるのか、それすらまだ全然分かっていない状況です。

知性とはそもそも一体、何であるのか?

知性とはどのような仕組みで機能しているのか?

知性には何ができて、何ができないのか?

こういうある意味、人類の大きな謎というものは、まだまだ「永遠の課題」という状態なんですね。


(さらに付け加えていえば、知性とは何か、という問いの上にさらに意識とは何か?自我とは何か?生命とは何か?という巨大な問いがどんどん積み重なっていくわけで、全ての謎が解けて科学者・哲学者が失業してしまう、なんてことはまだまだ到底、ありそうにないですね)



今までのコンピュータープログラムが解決できなかった問題とは?


ではなぜ、今、「AI」が騒がれているのでしょうか? ドラえもんでもターミネーターでもない現代の「AI」とは、一体、何をするものなのでしょうか?


この問いに答えるのは簡単です。


今、AIが騒がれている理由、それは、今までは人間でないと上手に解決できなかった問題でも、コンピュータープログラムが上手に解決ができるようになってきたからです。


こうした問題の中には、たとえば「将棋を上手に指す」とか「写真を見て犬か猫か判断する」とか「聞き取った音声を文章に変換する」とか、あるいは、私たちが取り組んでいるような「上手に配車組みをする」とか、そういった問題が含まれます。


つまり、現在の「AI」とは、ある特定の問題を解決してくれるものなのです。


(ただ、注意が必要なのは、この「AI」は汎用的にあらゆる問題を解決してくれるものではないので、それぞれの問題ごとにそれを解決する個別のコンピュータープログラムを作る必要があります)


では、今まで人間は上手に解決できるのに、コンピュータープログラムでは上手に解決できなかったのはなぜでしょうか?


実はここが、「AI」型のコンピュータープログラムと従来のプログラム最大の違いなのです。


実は従来のコンピュータープログラムには1つ、決定的な弱点がありました。それは、


「その問題をどうやって解けば良いか、手順を明確にしてあげる必要がある」


ということです。


つまり従来は、人間がその問題をどうやって解くか、手順を明確にできない問題は解けない、ということだったのです。


ところが、実際は明確な手順がよく分からないのに、人間は何となく「勘と経験」で上手にやっていることって、たくさんありますよね? たとえば、その最たるものが犬猫問題です。


「犬みたいな猫」と「猫みたいな犬」を見分けられない人はいないと思いますが、では、一体、あなたはどうやってそれを見分けているのでしょうか? 明確に手順を説明することはできないですよね。


犬猫問題のように、


・「勘と経験」を持っている人間なら何となく上手にできる

・しかし、手順を明確にできないのでコンピューターにやらせるのは難しい


こういう問題を解けるようになったのが、現代の「AI」プログラムだということなのです。


* * *


さて、実はこの「手順を明確化できない」問題にも、大きく分けると2つの種類があるのですが、長くなってしまったので、それについてはまた次回以降にしたいと思います。



++朴成浩



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