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2016.04.15

コミュニケーションよりさらに重要なもの


From:朴成浩


システム導入において一番、大切なことはプロジェクト関係者全員で目的を共有することです、という話を前回、しました。


と、言うと、


そうですよね、結局は一番大事なのは

コミュニケーションですよね。


と、簡単に納得されてしまうことがありますが、この際、声を大にして言います!


「全然、分かってなーい!」


就活から婚活まで、いわゆる「コミュ力」、コミュニケーション能力が異常に重視される世の中に対して私は言いたい!


あなた方は一体、何のためにコミュニケーションを取っているのか?



「風通しの良い」組織なのに何も進まないのはなぜ?

確かに、根回しは重要です。気持ちをひとつにすることは大切です。


一人一人の力を集めることで一人では成し遂げられない大きな事業を達成できます。

実際、そのために組織というのはあるわけです。


でも、もしコミュニケーションの目的が、コミュニケーションそのものにあるのなら、たとえば、もし失敗したときに責任を回避したいがために根回しや馴れ合いをしているのであれば、


あるいは、業務改革のために必要な要件を調査するというような面倒くさい仕事を引き受けたくないために、仕事をぼんやりと押し付け合うために腹の探り合いをしているのであれば、


そういう「交流」をいくら深めても物事は何か良い方向に1ミリでも進むでしょうか?


そんなコミュニケーションがいくら活発になっても役割・担当や責任、そして何より最終の意思決定の所在が行方不明になってしまう分、むしろディスコミュニケーションより有害です。


トップですら何も決められない組織がどのようなことになるかは、言うまでもないですよね。



過剰コミュニケーションへの治療薬はただ一つ

ただ、残念なことに放っておくとコミュニケーションの果たす役割が、どんどんそういう非生産的で有害な方向に変質していきがちなのが組織というものです。


猿がなんとはなしにお互いに毛繕いし合うように、馴れ合いは人間の本態です。動物的な本能には容易には抗い難く思えます。


そこで重要になるのがリーダーシップです。


コミュニケーションを健全に機能させ、本来の目的を果たせるようにするためには、リーダーの存在とリーダーシップが欠かせません。


リーダーシップというと、よく、「責任はオレが取るから好きにやれ」みたいなカッコ良い話になりがちで、確かに責任の所在というのはリーダーシップの重要な要素ではあります。しかし、では、具体的に責任とは何でしょうか? 配車システムのように業務改革を伴うシステム導入において、具体的にリーダーが果たすべき役割とは何なのでしょうか?


それは「決めること」と「命令すること」です。


検討においては、想定していたスケジュールの中で有効な結論を出せないこともあります。今までやっていない業務にチャレンジする以上、現場からすれば「とりあえず進んでみないと分からない」としか言いようのない部分が出てくることは仕方がありません。


そういうときに、後日の修正や手戻りを覚悟しつつも、今、先に進むための案を決定すること。これをできるリーダーがいないと何も始まりません。


そして、単に決めるだけでなく、その成否が不確かな案について担当を決めて自分の権限において「やりなさい」と厳命する。命令を受けた人が他の人から「誰にやれと言われたのか?」と問われたら「○○さんです」とリーダーの名前を出せる。これが重要です。


これにはまずもちろん、そもそもリーダーが定まっていること。そして適切な権限があること。こういうプロジェクト体制が用意されていることが大前提になります。プロジェクト体制図作りそのものが、すでに業務改革の重要な一部であるのです。



++朴成浩



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