「もっと具体的で、詳しい提案がほしい」
提案内容へのお客様の要望のハードルは高く、提案書作成の負担は増すばかり。
アナログ作業に限界を感じた株式会社ギオン様では、自動配車システムを有効活用することで、提案の質も作成スピードもアップさせている。
部長辻 和美氏
株式会社ギオン様は、食品や自動車部品などを扱う総合物流企業である。得意とする食品分野では拠点での一貫した温度管理や、入荷から納品までの一元管理を実施し、お客様から厚い信頼を得ている。
運用では高度なシステムが導入されている反面、お客様への提案資料の作成はこれまで徹夜覚悟の手作業で行われており、配車計画も例外ではなかったという。
「地図をコピーして貼り合わせ眺め、使用する拠点を決めることから作業がスタートしていました。土地勘がない地域での配車計画は一番の悩みのタネでした」
このような状況下、お客様からの詳細かつ具体的な要求に対応し、厳しいコンペを勝ち抜くためには、自動配車システムが必要という結論に至ったという。
数社の製品を比較した上で『LYNA(ライナ) 自動配車デスクトップ』を導入した後は、使い方の習得に時間をかけたという。『LYNA 自動配車デスクトップ』の使い方は、研修を受けたり電話などでの質問を通じて比較的短期間で習得することができた。今では『LYNA 自動配車デスクトップ』を4、5 人が使いこなしており、出番が多い月は、1台しかないPC をスタッフ間で融通するのが大変なほど社内での活用が進んでいるという。
『LYNA 自動配車デスクトップ』の活用に欠かせないデータ入力については、任意のデータフォーマットをそのまま『LYNA 自動配車デスクトップ』のデータ入力に利用できるインポートオプション機能は使っていない。『LYNA 自動配車デスクトップ』導入時にはギオン様にてデータフォーマットを含めた環境を整備し、現在まで運用している。
『LYNA 自動配車デスクトップ』を導入してからは仕事の流れがスムーズになり、配車計画の負担は減っている。加えて、手作業でシミュレーションを行っていたころよりも効率的な配車を提案できるようになった。
「『LYNA 自動配車デスクトップ』にお客様の位置や拠点の位置、トラックの種類、台数などのデータを入力するだけで自動計算してくれるので、シミュレーションは気軽に、何回でもできるようになりました」
シミュレーションを繰り返すうちに発見もあった。利用する拠点を隣の拠点に移しただけで必要なトラックの台数が大幅に減ったことがあり、驚いたという。
提案資料の重要な要素である、見た目の部分でも『LYNA 自動配車デスクトップ』が活躍している。地図やガントチャートへの評価は高く、中でもルートの道路種別を地図上で区別して表示できるの好評だという。
受注した案件については、今後はシミュレーション結果と配送実績の比較を進めていきたいという。『LYNA 自動配車デスクトップ』を活用し、提案力に変える取り組みはこれからも続く。
また、食品配送以外にも利用範囲を広げることも考えているという。
「自動車部品の配送は固定ルート配送が多いことと、部品を入れる容器サイズのばらつきが大きいという特徴があります。今はまだ『LYNA 自動配車デスクトップ』を使っていないのですが、今後はこの分野にも利用してみたいと思います」
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